田舎の家には裏生物のヒエラルキーが存在していて、蜘蛛が居るかGが居るかで大きく違います。両方見かける家もありますけれど、じきに蜘蛛が優勢となるでしょう。

私の家はアシダカ軍曹が良く出没しており、逆にGはほとんど見ません。2匹で家のGが全滅するの名は伊達じゃない。
蜘蛛は益虫(虫?ですが)とはいえ、手のひらサイズの生物が高速移動するさまはこう、、、ね、、、

そんなわけで(?)、蜘蛛には昔からの付き合いなので、唐突に出てきた蜘蛛レジェンドにはちょっと興味があります。

■分析

・5マナ
緑黒は大体3~5マナ域にジェネラルが集中しているため、重めと言えます。
《ギトラグの怪物/The Gitrog Monster》というライバルがネック。
シングルシンボルな点は評価できます。

・3/5到達
硬いのは偉いし、飛行をとめられるのも偉い。殴る気は感じられないがそういうジェネラルとしては次第点。ブロッカー重要。

・デリリウム
子蜘蛛を3体引き連れてくる。昂揚自体はEDHなら達成しやすいので問題ない。本体が硬いため、横も縦もガッチリ盤面を支えられる。
このカードを使う上で鍵になる能力。

・ライフルーズ効果
注目されているのはこれで、要するに無限マナで勝てるジェネラルです。
とはいえ普通に使おうとすると冗談のように重いのがネック。対戦相手1人というのもよろしくない。
どうせ無限するならどうでも良くない?と思われがちですが、有限で勝てる可能性があるのと無限マナ専用なのでは構築の幅が変わります。

■相性の良いカード

当然、愚直に無限マナを目指すのが最初のプランとなるでしょう。
しかし、結構この色だと難しいものです。

・《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》+《羽軸トゲ/Quillspike》+《献身のドルイド/Devoted Druid》
緑黒コンビ。
突っ込みどころが多数あるためよろしくない(おにぎりトリスケでいいじゃん、緑無限マナしか出ないからフィルター要るよね?など)。

・《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
緑黒ハーミットのルートも無限マナまで行けます。
しかしハーミットの場合は過程で墓地に《血儀式の発動者/Bloodrite Invoker》辺りを落とせばよいので、デッキの無駄パーツが1枚減るぐらいの利点しかないです。無駄パーツを1枚減らせられるのと、《歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave》のような軽いブロッカー兼《悪魔の意図/Diabolic Intent》の餌をジェネラルに据えられるの、どっちが良いかと言われるとちょっと分が悪いかと。

・《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》+《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》+α
無色無限の基礎。+αで黒を捻出すればOK。
《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》の弱い版感がすさまじい。アーティファクトをサーチしづらくなってるし、あっちは無色無限+青or黒3マナで(ウーナが場に居る場合。ウーナキャストの場合は有色追加3マナ)勝てるのに対し、イシュカナは6B起動のたびに黒を要求するため、総合的に必要な色マナが増える。
前述の通り、無色無限になんとか《暗黒の儀式/Dark Ritual》などを絡めて黒マナを一定数出せば勝てるか、それとも黒マナも大量に必要かという違いは大きいです。

・《大地の知識/Earthcraft》+《リスの巣/Squirrel Nest》+《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
アルターがすごく要らない。《大地の知識/Earthcraft》と《リスの巣/Squirrel Nest》が強いのでまともですが、バザルトブライト+《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》とそこまで違いは無いという。アルター無しでも次のターン勝ちですし。

と、中々無限マナが出しにくい、出す過程で別のジェネラルのが良さそうに見えてくる、と難儀な印象です。

《大地の知識/Earthcraft》+《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》+《繁茂/Wild Growth》系あたりが一番無駄が無く良いと思います。
自力でトークン出せるカードは大抵《大地の知識/Earthcraft》、《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》、《食物連鎖/Food Chain》と相性が良い。

《食物連鎖/Food Chain》だと11マナまでは行けるので、それを活用できれば良いんですが。

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