EDHのコンボでは有名な《隠遁ドルイド/Hermit Druid》。
最近はあまり採用されているのを見かけないとはいえ、《隠遁ドルイド/Hermit Druid》1枚で仕掛けにいけるという強みは健在です。
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》といえば緑黒以上(緑黒青、5色)が基本ですが、これらの色は別の勝ち手段も豊富で、《隠遁ドルイド/Hermit Druid》に頼っていないデッキも多いです。「《隠遁ドルイド/Hermit Druid》やるなら5色」と言われ、5色からは「無駄牌多いし対策されやすいから」と敬遠されている、という背景もあるかと思いますが。
というわけで、むしろ墓地を肥やすのが苦手で早い勝ち手段も少ない緑白、赤緑で使えないか考えてみる。
ルートは私が通勤中に考えた程度のものなので、もっと良い手順があるような気がすごくします。コメントで教えてください()
>緑白
サルベイジャーコンボを目指す。
1. 自ターンアップキープに《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動(G)
2. 《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》をフラッシュバック(1G)。
対象は《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》。
3. 通常ドローで《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》を手札に。
4. 《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》をプレイ(3W)
5. 《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》の効果起動(1W)。
対象は《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
6. 無限マナを出す
7. 《爆発性の機器/Explosive Apparatus》《炎放ちの車輪/Flamecast Wheel》などを回収してフィニッシュ
初期投資:G+1G+3W+1W=9マナ
弱点:ピン除去(→《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》)、《呪われたトーテム像/Cursed Totem》、《無のロッド/Null Rod》、墓地対策
必要コストが厳しい上に、あらゆる対策に引っかかる。実際は《隠遁ドルイド/Hermit Druid》自体がトーテムや墓地対策で潰されるのであまり弱点が増えているわけではないが、《無のロッド/Null Rod》でも止まるのは厳しい。
コスト9もめちゃくちゃ重いです。《歯と爪/Tooth and Nail》撃てるがな。
総評:ダメそう
>赤緑
赤い《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》こと《炎の中の過去/Past in Flames》があるので期待できる。
1. アップキープに《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動(G)
2. 《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》をフラッシュバック(1G)。
対象は《炎の中の過去/Past in Flames》。
3. 通常ドローで《炎の中の過去/Past in Flames》を手札に。
4. 《炎の中の過去/Past in Flames》をプレイ(3R)
5. 墓地の《炎の儀式/Rite of Flame》をフラッシュバック(R→RR)
6. 墓地の《発熱の儀式/Pyretic Ritual》をフラッシュバック(RR→RRR)
7. 墓地の《捨て身の儀式/Desperate Ritual》をフラッシュバック(RRR→RRRR)
8. 墓地の《煮えたぎる歌/Seething Song》をフラッシュバック(RRRR→RRRRRR)
9. 墓地の《有毒の蘇生/Noxious Revival》を2ライフでフラッシュバック。
対象は《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》。
10. 墓地の《魔力変/Manamorphose》をフラッシュバック(RR→RR)
キャントリップで《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》を手札に。
11. 墓地の《熱の陽炎/Heat Shimmer》または《双つ身の炎/Twinflame》をプレイ(2R or 1R)。対象は適当なクリーチャー。
12. 《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》をプレイ。11の呪文をコピー。対象は自身。
13. 無限《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》で殴る。
※
書いている途中でアップキープではなくメイン起動のほうがよいことに気づいた。
1. メインに《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動(G)
2. 墓地の《炎の中の過去/Past in Flames》をフラッシュバック(4R)
とすれば《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》を噛ませるより軽い。
初期投資:G+4R+R=7マナ
弱点:ピン除去(→《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》)、《呪われたトーテム像/Cursed Totem》、墓地対策
コストの重さは気になるが、変なカード無しで勝ちにはいける。弱点は《隠遁ドルイド/Hermit Druid》自体と同じなので気にしない(一応、《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動以降ならばフラッシュバック付きの《秋の帳/Autumn’s Veil》《レインジャーの悪知恵/Ranger’s Guile》《赤霊破/Red Elemental Blast》で守れる)。また、メイン起動でいけるので速攻をつければコストがかさむ代わりに急襲できる。
総評:重いが勝ちにはいける
やはり必要なマナが気になるところ。コンボの性質上分割払いはできないため、軽いコンボという利点がなくなっている。マナコスト不要な《戦慄の復活/Dread Return》や、アーティファクトもフラッシュバックする《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》は偉大です。
最近はあまり採用されているのを見かけないとはいえ、《隠遁ドルイド/Hermit Druid》1枚で仕掛けにいけるという強みは健在です。
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》といえば緑黒以上(緑黒青、5色)が基本ですが、これらの色は別の勝ち手段も豊富で、《隠遁ドルイド/Hermit Druid》に頼っていないデッキも多いです。「《隠遁ドルイド/Hermit Druid》やるなら5色」と言われ、5色からは「無駄牌多いし対策されやすいから」と敬遠されている、という背景もあるかと思いますが。
というわけで、むしろ墓地を肥やすのが苦手で早い勝ち手段も少ない緑白、赤緑で使えないか考えてみる。
ルートは私が通勤中に考えた程度のものなので、もっと良い手順があるような気がすごくします。コメントで教えてください()
>緑白
サルベイジャーコンボを目指す。
1. 自ターンアップキープに《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動(G)
2. 《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》をフラッシュバック(1G)。
対象は《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》。
3. 通常ドローで《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》を手札に。
4. 《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》をプレイ(3W)
5. 《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》の効果起動(1W)。
対象は《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
6. 無限マナを出す
7. 《爆発性の機器/Explosive Apparatus》《炎放ちの車輪/Flamecast Wheel》などを回収してフィニッシュ
初期投資:G+1G+3W+1W=9マナ
弱点:ピン除去(→《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》)、《呪われたトーテム像/Cursed Totem》、《無のロッド/Null Rod》、墓地対策
必要コストが厳しい上に、あらゆる対策に引っかかる。実際は《隠遁ドルイド/Hermit Druid》自体がトーテムや墓地対策で潰されるのであまり弱点が増えているわけではないが、《無のロッド/Null Rod》でも止まるのは厳しい。
コスト9もめちゃくちゃ重いです。《歯と爪/Tooth and Nail》撃てるがな。
総評:ダメそう
>赤緑
赤い《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》こと《炎の中の過去/Past in Flames》があるので期待できる。
1. アップキープに《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動(G)
2. 《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》をフラッシュバック(1G)。
対象は《炎の中の過去/Past in Flames》。
3. 通常ドローで《炎の中の過去/Past in Flames》を手札に。
4. 《炎の中の過去/Past in Flames》をプレイ(3R)
5. 墓地の《炎の儀式/Rite of Flame》をフラッシュバック(R→RR)
6. 墓地の《発熱の儀式/Pyretic Ritual》をフラッシュバック(RR→RRR)
7. 墓地の《捨て身の儀式/Desperate Ritual》をフラッシュバック(RRR→RRRR)
8. 墓地の《煮えたぎる歌/Seething Song》をフラッシュバック(RRRR→RRRRRR)
9. 墓地の《有毒の蘇生/Noxious Revival》を2ライフでフラッシュバック。
対象は《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》。
10. 墓地の《魔力変/Manamorphose》をフラッシュバック(RR→RR)
キャントリップで《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》を手札に。
11. 墓地の《熱の陽炎/Heat Shimmer》または《双つ身の炎/Twinflame》をプレイ(2R or 1R)。対象は適当なクリーチャー。
12. 《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》をプレイ。11の呪文をコピー。対象は自身。
13. 無限《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》で殴る。
※
書いている途中でアップキープではなくメイン起動のほうがよいことに気づいた。
1. メインに《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動(G)
2. 墓地の《炎の中の過去/Past in Flames》をフラッシュバック(4R)
とすれば《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》を噛ませるより軽い。
初期投資:G+4R+R=7マナ
弱点:ピン除去(→《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》)、《呪われたトーテム像/Cursed Totem》、墓地対策
コストの重さは気になるが、変なカード無しで勝ちにはいける。弱点は《隠遁ドルイド/Hermit Druid》自体と同じなので気にしない(一応、《隠遁ドルイド/Hermit Druid》起動以降ならばフラッシュバック付きの《秋の帳/Autumn’s Veil》《レインジャーの悪知恵/Ranger’s Guile》《赤霊破/Red Elemental Blast》で守れる)。また、メイン起動でいけるので速攻をつければコストがかさむ代わりに急襲できる。
総評:重いが勝ちにはいける
やはり必要なマナが気になるところ。コンボの性質上分割払いはできないため、軽いコンボという利点がなくなっている。マナコスト不要な《戦慄の復活/Dread Return》や、アーティファクトもフラッシュバックする《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》は偉大です。
コメント
速攻持たせる手段豊富で隙が少なそうです。
マナ加速スペルやコピー、炎の中の過去を普通に使いそうな《略奪の母、汁婆/Wort, the Raidmother》あたりで使うと高相性な予感です。
マナ加速呪文で重さを誤魔化せるのと、クリーチャーサーチ+速攻で奇襲できるのは赤の魅力ですね。この色固有のコンボって本当に無いので(《歯と爪/Tooth and Nail》あるのでキキジキ徴集兵なんかは実質赤緑ですが)、《隠遁ドルイド/Hermit Druid》の脆さをなんとかできれば動けるハーミットコンボはいけるかも、と期待しています。
>かっこかりさん
ですよねー
パーツ書いてて「完全に汁婆パーツだな」と思ってました。
汁婆に紛れさせるか、《ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld》のような軽いジェネラルで使うかですかね。赤緑に色を足すともっと良い動きがあることと、汁婆以外の重い赤緑ジェネラルに相性良さそうなのが居ないので……