>>装備品

・《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
パンプ、除去、ライフのリカバリーと便利すぎる。欠点は2マナ設置+2マナ装備+装備クリーチャーでダメージを与える必要があるため始動が遅いこと。

・《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
5つの剣の中では一番このデッキと合ってそう。土地アンタップ能力がとにかく便利。シグのドローがターン終了時なこともあり、相手ターンに構えるマナを立てられるのは助かります。

・《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
周りがビート環境過ぎてライフゲインしたくなって入れた。100%の確率で《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》のが強いと思います。

>>妨害

・《呪文貫き/Spell Pierce》
クリーチャーへの除去のケアがメイン。2マナ支払いは結構払いにくいもので、打ち消せる対象の広さもあり序盤はコンボパーツを消したりも。

・《払拭/Dispel》
やはり除去のケアがメイン。あと《むかつき/Ad Nauseam》。

・《遅延/Delay》
2マナシングルシンボルカウンターの中では一番癖が無く使いやすいと思います。EDHで減速効果はかなり有用。

・《Arcane Denial》
個人的にはあんまり強そうに見えなくて敬遠していた一枚。仕事はしてるんだけど今でも「これ強い?」と聞かれたら理由を述べつつ強いと言える自信はない。

・《否認/Negate》
EDHで危険なスペルは大体消せるので、90%くらいカンスペだと思います。こっちは除去のケアより重くて危険なスペル(《自然の秩序/Natural Order》、《歯と爪/Tooth and Nail》、《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》etc)への妨害として。爆弾級のスペルは大体ソーサリーなので《被覆/Envelop》も対抗馬なのですが、青黒だと置物打ち消せるのはとてもうれしいのでこっちを。

・《目くらまし/Daze》
ピッチですが、《Force of Will》や《撃退/Foil》と違って絶対に打ち消さなければいけないスペルへのカウンターではまず撃てません。これの役目は序盤相手がまだマナがカツカツな時に撃ってきた除去やドローエンジンの打ち消しです。そう言った場面ではきっちり仕事しますが、結局序盤以外は強くないこと、1マナ程度だと相手が意識してなくても支払える場面が多々あることなどを踏まえて抜きたいと思います。最近デッキ弄ってたら島が減ってピッチで撃ちづらいし……

・《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
生きる《否認/Negate》。フライヤーとして殴れるのがとても優秀。

・《Force of Will》
これが入らない青いデッキはあるだろうか。最近また高騰してきてるので統率者2013に再録とかどうですかWotCさん?

・《徴用/Commandeer》
ピッチコストがかなりきつく、素撃ちはもってのほか、という大振りスペルなんですが、実際戦ってるとこれに助けられる場面が多々あるので抜くに抜けないという。一応、ジェネラルがドロー要因なのでピッチで撃てない場面っていうのは少ないです。

>>除去

・《急速混成/Rapid Hybridization》
1マナ除去は貴重なので。黒でもここまで使いやすいのはほぼ無いです。相手にトークンを渡してしまいますが、危険な生物を1マナで3/3バニラに変換できたのなら十分。トークンも地上生物なのでこのデッキのフライヤーマッチョには関係ないです。ついでにパワー3のトークンを相手に渡すので、「こっちはブロッカー立ってるからそいつで他のプレイヤー殴るといいよ^^」という“メロウ式交渉術”が使えたりします(えっ

・《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
1マナで土地以外なんでもバウンス。こっちが撃つタイミングは調整できるので、デメリットが気になる局面はあまり無いです。危険な置物に触れるのが大変Good。

・《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
超過モードが鬼。軽い除去としてもフィニッシュスペルとしても使えるスーパーカード。

・《ディミーアの魔除け/Dimir Charm》
モードが中々に優秀です。第一モードは《被覆/Envelop》。《否認/Negate》の項で書いたような決め手に触れるので役立ちます。第二モードは《虫つぶし/Swat》(こんなのwiki見て思い出した……)。パワー2以下なんて《闇の腹心/Dark Confidant》なり《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》なり何かしら居る(しかも危険なのが)ので有用な除去です。第三モードはまず使わないですがこの魔除けで唯一相手の行動に対して構えないモードなので無いよりはあった方がいいかな。最初の2つのモードがどの局面でも役立つのでまず腐らないです。青黒が最近獲得した優秀カードの1つかと。

・《殺戮の契約/Slaughter Pact》
シグのターン終了時のドローで除去を引いても、マナを残していないと役に立たないわけで。0マナで唱えられるこれとか《殺し/Snuff Out》は殴るときに大振りになりがちなこのデッキの動きをカバーするのにもってこいだと思っています。ちなみにこの枠はちょっと前まで《応じ返し/Snapback》でした。
欠点は《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》を殺せないこと。

・《四肢切断/Dismember》
1マナでタフネス5まで葬れるのは強い。2マナ+2点ライフみたいな小回りが利くのも、卓上のビートダウンの数によっては(ライフの保護的な意味で)便利です。

・《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
殴れる《支配魔法/Control Magic》とか強すぎィ!

・《殺し/Snuff Out》
これを握っているとかなり安心できる。マナも手札も食わずに撃てる優秀スペル。黒の除去ならまずこれから。
日本語名も英語名もかっこよくて好き。

>>ユーティリティ/パワーカード

・《血の長の昇天/Bloodchief Ascension》
以前取り上げて書いた通り。カウンターが揃うと本当にエグイ。これ守ってるだけで勝てる。

・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
タイムワープのような派手な呪文に限らず、軽量ドローやカウンターをフラッシュバックするだけで十分強いです。青黒ゆえチューターを積めるのでそことも相性○

・《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》
3マナでこんな派手なことをやれる呪文はほかに無いので。リカバリー、ダメ押しに。最序盤と《Timetwister》後は弱いのが数少ない欠点か。

・《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2/2飛行、ならず者。0マナ手札誘発で墓地対策は不意のウーズコンボなどに有効。基本スペックが良いので殴りに行けるのも良い。
とか書いてて思ったけど、卓に黒が居るとウーズが怖くて大体手札に抱え込みがちなので、クリーチャーとしての性能は飾りかもしれない。

・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
EDHでは滅茶苦茶強いというわけではないけれど、青黒ながらクリーチャー多めのこのデッキなら生存も期待できるので採用。基本はブレストで、たまに《送還/Unsummon》。

・《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
ザ・ユーティリティ。無色3マナでも唱えられる、アーティファクトもコピーできると汎用性の塊のような存在。相手のコンボパーツやマナファクトをコピーして序盤を安定させたり、流行の始原体ゲーに参加したり。アーティファクトなので、《加工/Fabricate》や《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》で持ってこられる唯一の《クローン/Clone》であるのも素晴らしい。

・《記憶の略取/Memory Plunder》
大体相手の墓地に危険なスペルが落ちているので。《呪文ねじり/Spelltwine》や《氾濫の始源体/Diluvian Primordial》と違い、軽めのインスタントなのがかなり優秀です。大振りな動きをインスタントで出来るのは相当強いです。最後の手段ですが、最悪打消しの代わりになったりも(《徴用/Commandeer》辺りなら歓迎ですが)。
軽いと言ったけれど、横に4つ並ぶシンボルは結構キツイのも事実。ただし混成なので《暗黒の儀式/Dark Ritual》や《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》でサポート可。

・《悪名高き群れ/Notorious Throng》
徘徊モードがかなり強い。エドリックと同じくジェネラルがならず者なのでそこそこ撃ちやすい。

・《概念泥棒/Notion Thief》
青黒の超パワーカード。ドローが飛び交うEDHで生きている疑似《盗用/Plagiarize》はヤバイです。しかも瞬速持ち、パワー3、ならず者とか狙っているのかな(by殺シグ)
奇襲可能で維持すれば勝てる分、ただでさえ高い青黒のヘイトが振り切れるので注意。ちなみにこちらにとっても相手の《概念泥棒/Notion Thief》は脅威なので、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》や《急速混成/Rapid Hybridization》でケアしたい。こいつ黒だから《殺し/Snuff Out》や《殺戮の契約/Slaughter Pact》効かないんですよね……

・《時間のねじれ/Time Warp》
タイムワープ。対象を取るので《誤った指図/Misdirection》に注意。シグとの相性はなかなか。現在はこのタイムワープ系統を軸にしたデッキ(つまりかなりエドリック寄り)のリストへと変更中。

・《時間操作/Temporal Manipulation》
タイムワープ。《誤った指図/Misdirection》出来ない。ただしサイフポイントにダメージを与える。ポータル系を開封したい衝動に駆られる。

・《知識の搾取/Knowledge Exploitation》
《記憶の略取/Memory Plunder》もそうなのですが、相手のデッキの強いスペル利用すればいいじゃないという窃盗戦法です。こっちは素撃ちが重い代わりにデッキを探せるので墓地依存しないのが強み。《記憶の略取/Memory Plunder》だと《歯と爪/Tooth and Nail》奪うにはまず打ち消さないといけないので。また、4マナという軽い徘徊が光る。
撃つ先は「緑(歯と爪双呪)>青(時のらせんやテゼレット他)>その他(場の状況に応じて全体除去等)」を意識しています。実はまだ使い慣れてないので他の方のプレイングを参考にしつつ撃つ先を考えていきたいところです。


●おわりに
急ぎ足で簡素な解説ですがこんなところです。
(土地は最序盤加速の《裏切り者の都/City of Traitors》以外は丸いと思ったので解説略)
現状変更を加えているのでメモ代わりも兼ねているような状態ですが、何か意見やアドバイスなど頂けたら幸いです。

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